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출판계의 지각변동에 직면한 문학자들의 군상-〈엔본(円本)〉붐과 시마자키 도손(島崎藤村)의『분배(分配)』-出版界の地殼?動に直面した文學者たちの群像-<圓本>ブ-ムと島崎藤村『分配』-

Other Titles
出版界の地殼?動に直面した文學者たちの群像-<圓本>ブ-ムと島崎藤村『分配』-
Authors
이지형
Issue Date
Apr-2003
Publisher
동아시아일본학회
Citation
일본문화연구, v.8, pp 281 - 297
Pages
17
Journal Title
일본문화연구
Volume
8
Start Page
281
End Page
297
URI
https://scholarworks.sookmyung.ac.kr/handle/2020.sw.sookmyung/149168
ISSN
1229-4918
Abstract
日本の出版業界は、いわゆるく円本〉の登場によって大きな地殼變動に直面する。く円本〉とは、大正末期から昭和初期の1926年から 1930年頃にかけて、一冊に定倆一円の廉緬で出版された全集や叢書類のことをいう。關東大震災以後の出版界の不況を打開する策として出されたく円本〉の企畵は、出版界史上、空前のブ一ムを卷き起こした。書籍の販堯部數が1万部をこえるのが夢のようだった出版界に、く円本〉ブ一ムは、予約申請部數だけで 25万部をこえるという新時代を到來させたのである。當然、文學者など著作者の側にも生活上の大きな變化がもたらされた。莫大な印稅收入を得た多くの文學者たちの生活は經濟的に潤い、そのため、彼らがその收入をどこに使ったかは、世間の人人の話題や關心の的となった。産業の資本主義化ㆍ商業主義化が加速化される一方、正當な勞動による富の均等分配というマルクス主義の經濟理念も徐徐に浸透されつつあった當時の社會において、突然、巨額の收入を得た文學者たちの話題は、世間一般の關心を集めるのに充分であったからである。その意味で、く円本〉ブ一ムは、出版界という一業界のレベルをこえて、當時の日本社會に大きな影響を及ぼした文化的ㆍ經濟的出來事であった。島崎藤村も、円本の印稅收入を得た文學者の一人であった。藤村は、自分が円本の印稅收入を得てから使うまでの一連の經緯を、小說 『分配』(1927年)に書き記している。結果的に、藤村は印稅收入を自分の四人の子供たちに全額、均等分配したが、小說『分配』に對するこれまでの評價はけっしていいものではなかった。完成度の低い身邊雜記的な作品、または小說にうかがえる藤村¢社會認識の限界、などカ可丘い評價の理由であった。しかし、〈円本〉ブ一ムという當時の社會ㆍ文化ㆍ經濟的コンテキストを文學者の側から描くことによって創り出された『分配』の世界は、同時代の急變する日本社會が效果的に眺望できる備轍圖であり、また藤村 文學においても、大正期の作品群から昭和の大作 『夜明け前』へ移行するまさに〈轉換期〉の作品であった。したがって、「分配」 の評價は再考されるべきと、考者は考える。
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Lee, Jee Hyung
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