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現代 韓日關係와 天皇制-天皇의 ‘謝罪’ 發言과 訪韓 問題를 中心으로-Korea-Japan Relationship and the Emperor System -Emperor’s Apology and Visit to Korea-

Other Titles
Korea-Japan Relationship and the Emperor System -Emperor’s Apology and Visit to Korea-
Authors
박진우
Issue Date
Dec-2008
Publisher
한일민족문제학회
Keywords
황실외교(the Imperial Family Diplomacy); 한일관계(Korean-Japan Relationship); 천황 방한(the Japanese Emperor’s visit to Korea); 천황의 사죄발언(Emperor’s Apology).
Citation
韓日民族問題硏究, no.15, pp 49 - 98
Pages
50
Journal Title
韓日民族問題硏究
Number
15
Start Page
49
End Page
98
URI
https://scholarworks.sookmyung.ac.kr/handle/2020.sw.sookmyung/7753
ISSN
1598-8414
Abstract
一九八四年、全斗煥が韓国の大統領として最初に日本を公式訪問して以来、天皇の訪韓問題は日韓両国から繰り返して要請され、検討されてきた。このように、韓国の大統領が機会がある度に天皇の訪韓を要請する理由は何であろうか。また、日本の政府がこうした要請に応じて天皇の訪韓を積極的に検討する利用は何であろうか。そして、もしそれが実現すれば、それは実際に両国の関係にどういう影響を及ぼすのだろうか。 この研究では、現代の日韓関係で天皇の存在が表面的に登場するようになる舞台が「皇室外交」から始まったという点に着目して、以上のような問題を「皇室外交」を中心とする両国関係の特徴のなかで考察してみた。具体的には、両国関係で「御言葉」という天皇の発言や訪韓の問題がどういう意味や役割を果たしており、またその問題点は何であるかを検討することである。 結論的にいえば、「皇室外交」での天皇の植民地支配に対する「謝罪」発言や訪韓の議論は、両国の信頼関係の構築や天皇の「平和」への意志を強調することによって、天皇の「権威」を一層強化させる効果をもたらし、さらには天皇制と過去の侵略や支配の歴史のと間に断絶をはかることになり、決して日本の歴史認識を改善したり、戦争責任の真摯な解決をはかるための努力としてみることはできない。かえって、対外的な配慮や欺瞞としての「謝罪外交」や、これに対する日本の右派勢力の攻撃的なナショナリズムの噴出は、両国の間の歴史的な問題の解決をもっと難しくする要因として作用することにもなるだろう。両国の間の過去史の問題は天皇の訪韓とか「謝罪」発言として清算したり、封印できる性質の問題ではない。しかも、天皇の訪韓が実現したり、あるいは天皇の「謝罪」発言で過去の歴史が完全に終結したものとして見做してしまうなら、これ以上天皇制の侵略責任や戦争責任に対する議論もできなくなり、歴史的な事実は忘却の彼岸に消えてしまう恐れがある。したがって我々は天皇の訪韓や「謝罪」発言を要求する前に、まず過去史の問題を解決するための日本の真摯な姿勢や歴史認識を要求すべきであろう。
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