상세 보기
초록
大江健三郎の長編小説『燃えあがる緑の木』三部作は、前作に見られた共同体の造形を一方で受け継ぎながらも、他方では新しい思想と形態の共同体を模索している。この三部作が発表された一九九〇年代、日本は内外的に様々な変動を経験した。何より冷戦が終結し、グローバル化が進んだ。大江はこれまでなかった社会の大きい転換の中で根本的に揺り動かされる日々を過ごし、小説家としても行き詰まっていたと自らこの時期を回顧している。『燃えあがる緑の木』三部作はこのような作家の内面と時代相をあらゆる面において反映しており、登場人物や共同体の造形にもそのような時代相が影響している。この論文は『燃えあがる緑の木』三部作における〈個人〉と〈共同体〉の造形が、かつての大江の文学と連係あるいは差別化される地点を確かめ、その新しさをめぐって考察した。文明の利器により距離と空間の意味が縮小し、トランスナショナルな個人、境界線上の個人が増えていく時代を背景に、大江は、従来のように土俗的な伝承の空間としての〈村〉にだけ固着されず、より流動的で外に開いた共同体とより主体的な個人の有様を提案している。そして、かつてから強調してきた根拠地あるいは本拠という観念を一方では大事に継承しながら、他方ではそれを外に向けて相対化する視野を確保している。
키워드
공동체; 개인; 1990년대; 오에 겐자부로; 유토피아; Community; Modern Individual; 1990s; Kenzaburo Oe; Utopia
- 제목
- 개인・공동체・근대 -『타오르는 푸른 나무』3부작을 중심으로-
- 제목 (타언어)
- 個人・共同体・近代 -『燃えあがる緑の木』三部作を中心に - Individual・Community・Modern age - Focusing on『Moeagaru-midorinoki』Trilogy -
- 저자
- 송인선
- 발행일
- 2011-09
- 저널명
- 日本學硏究
- 권
- 34
- 페이지
- 399 ~ 422