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기쿠치 칸(菊池寛) 멜로드라마의 현재성 ― 『동경행진곡(東京行進曲)』을 중심으로 ―Vitality of Melodrama: A Study on Kikuchi Kan's Tokyo March

Other Titles
Vitality of Melodrama: A Study on Kikuchi Kan's Tokyo March
Authors
신하경
Issue Date
May-2013
Publisher
한국일본학회
Keywords
Kikuchi Kan; Melodrama; Tokyo March
Citation
일본학보, no.95, pp 123 - 138
Pages
16
Journal Title
일본학보
Number
95
Start Page
123
End Page
138
URI
https://scholarworks.sookmyung.ac.kr/handle/2020.sw.sookmyung/6390
ISSN
1225-1453
Abstract
本稿は「メロドラマ」というジャンルの生命力と再生力の本質を探るため、そのケース・スタディとして菊池寛の『東京行進曲』を選択した。菊池寛は昭和初年代の新聞、映画、婦人雑誌などのメディア拡張の環境のなかで、それぞれのメディアの特性に合わせて通俗小説を発表することで大衆の欲望を描き続けた。『東京行進曲』の小説と映画とではその結末において差異がみられる。映画は道代を視点人物に据えることで家父長制の桎梏で犠牲を強いられながらも貞操を失わない「新派」的人物を描く反面、小説は早百合と道代の人物像を対比的に交差叙述することで「封建」と「近代」との価値観の対立を明確に描いている。それによって、小説では早百合は女性の主体性を獲得していく「モダンガール」として描かれていく。どころが、小説と映画、また音楽はすべて封建と近代の時代的拮抗のなかで葛藤する女性の生き方を描く点においては共通点があり、それは本質的に「メロドラマ」の特性に収斂される性質のものである。このような菊池寛の通俗小説世界は昭和初年代の日本社会に限られることではなく、家父長制的道徳律が残り続ける現在の韓国社会においても当てはまる話であり、ここに菊池寛文学の生命力があるのである。
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