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開港期 釜山에서 본 日本의 朝鮮認識Japanese concept of Korea in Shown in Pusan of the Early Modern Period

Other Titles
Japanese concept of Korea in Shown in Pusan of the Early Modern Period
Authors
박진우
Issue Date
Dec-2006
Publisher
한일민족문제학회
Keywords
open port Busan; Japanese Residents in Busan; Japanese concept of Korea; 개항장 부산; 재부 일본인; 조선인식
Citation
韓日民族問題硏究, no.11, pp 177 - 209
Pages
33
Journal Title
韓日民族問題硏究
Number
11
Start Page
177
End Page
209
URI
https://scholarworks.sookmyung.ac.kr/handle/2020.sw.sookmyung/8711
ISSN
1598-8414
Abstract
開港期の釜山からみた日本の朝鮮認識 朴晋雨 この研究の目的は江華島条約による釜山の開港以後、朝鮮に渡航してくる日本人の居留地での経済活動と言行を通じて朝鮮および朝鮮人に対する他者像がいかに形成されたかを考察するところにある。 近代日本の朝鮮認識に関する従来の研究では、日本の支配層と知識人の朝鮮に対する蔑視観がすでに幕末から形成されており、江華島条約以後から壬午軍乱、甲申政変、甲午農民運動と日清 · 日露戦争を経ながら朝鮮に対する蔑視観と民族的な優越感が一般民衆の中に広く拡散されていった点が指摘されてきた。しかし、民衆の次元での朝鮮認識については、ほとんどの場合に抽象論に止まっており、その具体的な実態を論じたものは少ない。したがって、この研究では近代日本の朝鮮認識の実態をより具体的に論じるため、開港場の釜山を対象にしてここに入って来る日本人の朝鮮に対する他者像がいかに形成され、またそれがどのような特徴を持つものであったかを開港期から日露戦争直後に至る時期を中心として検討してみた。 近代日本のオリエンタリズム的な朝鮮観の原型は「三韓征伐」の神話と豊臣秀吉の「朝鮮征伐」を背景にして江戸時代から形成されていたが、それが近代国民国家の統合イデオロギーとして機能するためには文明化のイデオロギーが必要であった。伝統的な朝鮮に対する優越感と文明化の立場で朝鮮を野蛮視する朝鮮蔑視観は、開港場の釜山での実相を目撃しながら追体験的に確認されていた。朝鮮での日本人たちの傲慢な暴挙も、このように明治維新をへながら近代国民国家形成期に広範囲に拡散されていた野蛮、未開な朝鮮のイメージを背景にした朝鮮蔑視観を根をおろしていたものであったといえる。 特に、もっとも早く開港した釜山の場合、すでに植民地支配をうける前からまるで植民地のような支配する側と支配される側の「非対称的な権威の位階秩序が形成され、日本の領土化が早くから進んでいた。そういう意味で、釜山は36年間の植民地期間を通じて日本の植民地支配を受けたのではなく、すでに開港とともに日本の影響のもとに入っていったといえるだろう。釜山の日本化は他地域に比べて深い影響を残すことになり、それは敗戦以後、在朝日本人が引き揚げてから半世紀がはるかに過ぎた今日にも、釜山の所々に植民地時代の残滓が残っている点からもわかるだろう。
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